授業の目的及び概要 |
イギリス、フランス、ドイツ、アメリカなどの欧米における近代資本主義経済発展の基本的過程について、とくに産業革命(工業化)から現代までの歴史的歩みに重点をおき、それらを比較しながら欧米経済史の全体像へアプローチしてみたい。また、担当者の専攻である、近代西欧におけるユグノー(フランス・プロテスタント)の経済的役割についても触れる予定である。 |
履修条件 |
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科目の位置づけ(DPとの関連) |
グローバル経済コースの基本科目の一つである。欧米経済史の基本知識は、卒業後、どのような進路を選ぶにしても、大いに役立つことになるだろう。 |
学修の到達目標 |
欧米の各国、各地域における近代資本主義経済発展の基本的過程や、それらの比較およびその全体像について理解することができる。 |
授業の方法 |
テキストを活用し、ノートをとってもらいながら、授業を進める。また、授業の中間と終了時に授業のポイントについて、質疑応答の方法で理解してもらう。さらに、資料も必要に応じて配布し、欧米経済史と関連する、現代経済に関する記事も紹介していきたい。中間テストを実施し、質問や感想、要望なども書いてもらう。毎回、出席をとる予定である。
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授業外の学修(予習・復習等) |
テキストを大いに活用する。次回の授業内容の範囲を予習し、前回の授業内容の範囲を復習してもらう。 |
テキスト・参考書 |
テキスト 金哲雄『経済史へのアプローチ 増補改訂版』大阪経済法科大学出版部、2009年。 参考書 石坂照雄ほか『新版 西洋経済史』有斐閣双書、1985年。 浅羽良昌編著『国際経済史』ミネルヴァ書房、1996年。 金哲雄『ユグノーの経済史的研究』ミネルヴァ書房、2003年。
毎回の授業でテキストを参照するので、必ず購入してほしい。なお、上記の参考書などは、図書館に講義用指定図書として配架されているので活用してもらいたい。 |
成績評価の基準・方法 |
配点は学期末試験70点、中間テスト30点とする。なお、中間テストは論述式、学期末試験は、語句記入と論述式で行う。 |
この科目の履修にあたって |
とにかく世界史(その中でも経済史はきわめて重要である)に関心を持ってほしい。世界史に関する書物、記事、映画などに触れて歴史的な原点、歴史の教訓を学ぶことは、将来の仕事、生き方において大いに役立つだろうと思う。 |
オフィスアワー |
各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。 <アクセス方法> 大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー] <URL> http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html
授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。 ※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。
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