第1回 |
はじめに |
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講義ガイダンスと政治過程概念についての説明 |
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第2回 |
政治社会の変容と政治過程 |
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近代から現代にかけて政治社会と政治過程がいかに変容を遂げたかについて概説し、過程論的アプローチの登場について述べる。 |
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第3回 |
立憲主義と議会主義 |
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近代以降の政治の基本的な制度原理である立憲主義の特徴と、それが権力分立制や議会制として制度化された思想的・歴史的背景について述べる。 |
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第4回 |
政党の発達と政党政治の展開(1) |
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初期の名望家政党が選挙権の拡大とともに大衆政党へと発達を遂げた経緯と、政党政治の台頭が議会政治に及ぼした影響について述べる。 |
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第5回 |
政党の発達と政党政治の展開(2) |
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現代議会制における政党の地位と役割、および政党システムの諸類型について説明する。 |
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第6回 |
議会政治の構造変化と圧力政治(1) |
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大衆民主政の出現に伴って、議会政治の構造がどのように変化したのかについて述べる。 |
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第7回 |
議会政治の構造変化と圧力政治(2) |
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利益集団による圧力政治の登場によって、議会政治の構造がどのように変化したのかについて述べる。 |
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第8回 |
行政国家と官僚制(1) |
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国家介入の全面化に伴って出現することになった現代行政国家の特色について述べる。 |
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第9回 |
行政国家と官僚制(2) |
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現代行政国家において行政部を担う官僚制の歴史的展開とその特徴について述べる。 |
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第10回 |
集団理論的政治過程論の展開(1) |
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過程論的アプローチを切り開いたA・F・ベントリーの政治理論を紹介するとともに、集団理論的政治過程論の特徴について述べる。 |
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第11回 |
集団理論的政治過程論の展開(2) |
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ベントリー以降のアメリカ政治学における政治的諸集団の実証研究の進展と、D・B・トルーマンの政治過程論について紹介する。 |
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第12回 |
政治過程論の現代的展開(1) |
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集団概念を基軸とした一元的な政治社会認識を特徴とする集団理論的政治過程論の問題点を、均衡論と多元的集団理論という二つの側面から述べる。 |
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第13回 |
政治過程論の現代的展開(2) |
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個人と集団というミクロ・レベルの関係視座から多元的集団理論を批判する集合行為論について紹介する。 |
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第14回 |
政治過程論の現代的展開(3) |
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国家と集団というマクロ・レベルの関係視座から多元的集団理論を批判するネオ・コーポラティズム論について紹介する。 |
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第15回 |
おわりに |
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講義のまとめと期末試験についての説明 |
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