正解のない問題へ挑戦するとで、社会人に必要な能力を身につける
本学では、学修した専門知識を活かすため、企業や地域が抱える課題を解決するための実践的なプロジェクトを多数用意しています。これらのプロジェクトを通して、物事の筋道を立てて考えることのできる「論理的思考力」や、仲間の意見を尊重しながら物事を進めることのできる「協調性」などを身につけ、自ら課題を発見し解決する能力を養うことができます。
2013年、本学と八尾市が結んだ包括連携協定の一環として始まったプロジェクト。八尾市にある商店街が抱える課題解決に向けて、学生自ら商店街に赴きアンケート調査をするなどフィールド活動を実施し、地域の魅力を発信するフリーペーパー「やおセレクション」を企画制作しました。毎年改善を重ね、今年はVol.5を発刊。「八尾の歴史に残る仕事」をめざし、活動を続けています。
プロジェクトのプロセス
観客動員数約4,000名のエンターテインメントショー「FASHION LEADERS」の認知拡大と新規顧客開発の依頼を受け、プロジェクトを発足。広報と企画営業の2チームに分かれ、ターゲットの心理を意識しながら、営業・広報活動を実施。実際の企画・運営を通じて、主体性や、渉外能カ、プレゼンテーション能カ、自己管理能力など働く上で必要となる能力を修得できます。
プロジェクトのプロセス(例:企画営業チーム)
USJ等、大阪を中心に店舗を構える「ポップコーンパパ」を展開する(株)Dreamsとの連携で新商品開発に挑戦。学生発案のコンセプトは「子供だけでなく大人も笑顔にする」。ターゲットの選定や、味、パッケージデザインに至るまで何度も協議し、誕生した「八尾えだまめ」味。八尾の特産品を使用したこの商品は、消費者から大好評を得ました。
プロジェクトのプロセス(例:企画営業チーム)
サードウェーブコーヒーが広まりをみせる中、未だ認知は低いが産地や風味などにこだわった良質の「スペシャルティコーヒー」を知ってほしいという田代珈琲(株)の依頼を受け、遂行したプロジェクト。市場調査や認知度拡大の為の企画を検討し、実際にイベント会場に出店。更に、店舗運営にも挑戦しました。
プロジェクトのプロセス
大学のある八尾市の伝統文化「河内木綿」を現代的な発想で製品化し、世界に発信して地元八尾市を活性化しようというのが「河内木綿プロジェクト」です。木綿の栽培・収穫から、商品の企画・製造・販売と、6次産業をリアルに体験しながら、さまざまな課題解決に取り組んでいます。
プロジェクトのプロセス